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【いつから始動?】不動産売却、活動開始のタイミングを解説します!

 
UROCCA(ウロッカ)のブログをご覧の皆様、こんにちは。高倉です。
不動産の売却を考えはじめた方の中には「売るのは決まったけど、いつから動けば良いか分からない・・」という方、いらっしゃるのではないでしょうか?
本日は、そのような方向けに、不動産売却の活動を開始するタイミングについて簡単にご説明したいと思います。
 
 
【不動産売却活動のステージ】
まずは、不動産売却を大まかなステージに区分けし、各ステージにおける平均的な所要期間をみてみましょう。

 
①査定依頼、媒介業者選び、媒介契約締結
必要期間:2週間~1ヶ月前後
自宅の査定、売出価格の決定、どの業者に売却活動を任せるか等を判断する期間です。
売却活動を任せる業者が決まりましたら、その業者と媒介契約を締結します。

売主様自身で情報収集を行う期間なども踏まえると、概ね2週間~1ヶ月前後が一般的です。
 

②売却活動、売買契約締結
必要期間:2ヶ月~4ヶ月前後
レインズへの物件情報掲載、ポータルサイト等へのインターネット広告掲載を行い、文字通り売却活動を行う期間です。もちろん、売主様がその物件に居住中の場合には、購入検討者の方への内覧対応なども行います。
売却活動の末、購入検討者から申込書を受領し、条件面の折衝も終わりましたら、相手方と売買契約を締結します。

売出価格や売主様の売却希望スケジュールにもよりますが、売却活動の開始から買主様が見つかり売買契約を締結するまで、2ヶ月~4ヶ月前後が一般的です。
 

③決済準備、決済引渡し
必要期間:1ヶ月~2ヶ月前後
売買契約の締結後、契約書で定めた約定日までに物件を買主様へ引き渡せるように、決済・引渡しの準備を行う期間です。(買主様がローンを利用する場合、買主様はこの段階でローンの本審査を行います)
売主様の具体的な手続きとしては、住宅ローンの繰り上げ返済手続き、お引越し、必要書類の用意などが挙げられます。
売主様・買主様双方の手続きが完了しましたら、約定日までに残金の決済・引渡しを行い、売却完了となります。

買主様のローン利用有無、売主様のローン残債(抵当権)の有無などにもよりますが、売買契約の後、残金決済まで1ヶ月~2ヶ月前後が一般的です。(仮に、買主様が現金購入かつ物件に抵当権が設定されていない場合などは、売買契約と決済を同日に行う「一括決済」なども可能です)

 
 
【まとめ】
上記3つのステージをまとめますと、

・媒介契約締結まで:2週間~1ヶ月
・媒介契約締結から売買契約まで:2ヶ月~4ヶ月
・売買契約から決済引渡しまで:1ヶ月~2ヶ月

このようなスケジュールとなり、売却が完了するまでに3ヶ月半~7ヶ月の時間がかかる計算となります。
もちろん、あくまでも目安のスケジュールですので、実際にはもっと短期間で済む場合もあれば、強気の価格設定を続けたり、何かしらの要因で1年以上の時間がかかる場合もありますので、一概には言えません。

ただ、上記内容を踏まえて考えると、仮に4月までに売却を完了したい場合には、前年の10月~12月には売却活動のために動き出す必要があるという事です。売却活動のおしり(〇〇月までに売ってしまいたいという時期)を決め、そのゴールから逆算して売却活動を開始する事が重要です。

加えて、スケジュールを逆算して活動を開始したのは良いが、いつまでも強気な価格設定をしており、いつまで経っても物件が売れなければ、折角スケジュールを逆算した意味がなくなってしまいます。ですから、売却活動のスケジュールに即した販売戦略を練り、それに即した売却活動を行う必要があるでしょう。

とはいえ、売主様一人で相場情報のチェックから適正な価格設定、販売戦略の立案を行うのは非常に困難です。そのため、一緒に販売戦略を考えるパートナー(仲介業者)の存在も非常に大切になります。
私たちUROCCA(ウロッカ)では、常に売主様の状況を踏まえた最適な販売戦略をご提案しておりますので、きっと皆さまのお役に立つことができます。
東京・千葉で不動産売却をお考えの方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問合せくださいませ。

最後までお読みいただきありがとうございました。